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2011年12月に東京で上演された、仙台を拠点とするカンパニー「三角フラスコ」と横浜を拠点とするカンパニー「ペピン結構設計」の合同公演「ハウ・アー・ユー?」。

来週、7/21土曜・7/22日曜とエルパーク仙台での再演が近づいてきました。三角フラスコ「はなして」とペピン結構設計「アマゾン」の2本立て上演です。ぜひお立会いください!

http://pepin.jp/amazon/index.html

2011年10月、仙台から『はなして』のDVDが届きました。私たちは横浜駅ビルの裏階段に座って、1台のMacを囲んでそれを見ました。このお芝居のあとに、一体何が言えるというのだろうか? 戸惑いながらも、合同企画のタイトルは『ハウ・アー・ユー?』がいいね、と話し合いました。 私が『アマゾン』を本当に届けたかったのは、実は仙台のお客さんだった、ということに今、初めて気がつきました。それは、このお芝居が三角フラスコさんのいる仙台への応答であり、問いかけでもあるから。 だからどうか、観に来てほしいのです。 -石神夏希(ペピン結構設計)
pepin.jp

三角フラスコ×ペピン結構設計では、2012年7月に仙台にて合同公演を行うこととなりました。この公演は2011年12月に東京/サブテレニアンにて"SUBTERRANEAN Dialogue"シリーズの第1弾として上演した作品です。

三角フラスコ×ペピン結構設計「ハウ・アー・ユー?」
-仙台と横浜、それぞれの物語。2作連続上演-

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三角フラスコ「はなして」
作・演出:生田恵 出演:瀧原弘子

ペピン結構設計「アマゾン」
作・演出:石神夏希 出演:下田寛典 帖佐寛徳 小濱昭博(三角フラスコ) 吉田能 武井翔子

2011年12月東京初演作品

■仙台公演
2012年7月21日(土)~22日(日)

開演時間
21日(土)15:00/19:30
22日(日)15:00
各回ポストパフォーマンストークあり

トークゲスト
7/21(土)15時の回 澁谷浩次(音楽家・yumbo)
7/22(日)15時の回 八巻寿文(せんだい演劇工房10-BOX二代目工房長)

※受付開始(入場整理券発行)・当日券販売=各45分前
※開場=各20分前
※上演時間(予定)=約75分/途中休憩あり

会場:エル・パーク仙台スタジオホール
宮城県仙台市青葉区一番町四丁目11-1 141ビル(三越定禅寺通り館)6階
022-268-8300

料金:日時指定/全席自由
前売 2,300円 当日 2,800円
● ペア割:4,000円(各回申込先着10枚)
●U-25割:1,000円(公演当日25歳以下の方対象・各回申込先着10枚)
※未就学児入場不可
※割引適用には予約が必要です。ご予約のない場合は当日料金になります。

チケット予約/各公演日の前日24時まで受付
【予約受付中】http://bit.ly/LM6ZUi

書き始めたのは、5/7。いろいろあって中断していた、一人芝居の稽古再開初日。一人芝居だっていうのに、森さんがなぜか闖入。タキハラさんと二人で謎の ダンスを踊る。それを見て、「はなして」というタイトルが浮かんだ。「書く」 ことがなかなかできなかった私は言葉のカケラをかき集めた。風景と、記憶の断 片。そんなものでできている。再演にあたって久しぶりにタキハラさんの声で聞くと、一挙にあの場所まで連れ戻された。癒えない傷を隠す必要はどこにもないんだ。(2011年12月:東京公演によせて)
-生田恵(三角フラスコ)

2011年10月、仙台から『はなして』のDVDが届きました。私たちは横浜駅ビルの裏階段に座って、1台のMacを囲んでそれを見ました。このお芝居のあとに、一体何が言えるというのだろうか?戸惑いながらも、合同企画のタイトルは『ハウ・アー・ユー』がいいね、と話し合いました。私が『アマゾン』を本当に届けたかったのは、実は仙台のお客さんだった、ということに今、初めて気がつきました。それは、このお芝居が三角フラスコさんのいる仙台への応答であり、問いかけでもあるから。だからどうか、見に来て欲しいのです。
-石神夏希(ペピン結構設計)

三角フラスコ
1995年結成。宮城県仙台市を創作拠点として活動。これまで36本の作品を上 演。代表の生田恵がほぼ全ての作品で作・演出を担当。作品に応じて劇場以外にも野外やアートギャラリー、喫茶店、美術館を会場に公演を行う。札幌、東北各地・東京・大阪など、他地域での公演多数。

ペピン結構設計
1999年結成。BankARTやSTスポットなど横浜で演劇活動を行い、これまで19本の作品を上演。メンバー全員で企画立案を行い、石神夏希が作・演出を担当。日々の生活から生まれる問題意識を持ち寄り、作品に反映させることをポリシーとしている。

主催:三角フラスコ・ペピン結構設計

どうぞ、皆さま足をお運びください。

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サブテレニアン・さたけさんがtwitter上での関連つぶやきをまとめてくださいました。ありがとうございます!

2011年12月10日〜13日 SUBTERRANEAN  Dialogue 三角フラスコ×ペピン結構設計「ハウ・アー・ユー?」 -仙台と横浜、それぞれの物語。2作連続上演- 三角フラスコ「はなして」 作・演出:生田恵 出演:瀧原弘子 ペピン結構設計「アマゾン」 作・演出:石神夏希 出演:下田寛典 角北龍 中澤大輔 吉田能 武井翔子
togetter.com

ご感想ありがとうございます!

Ai Sasaki

SUBTERRANEAN Dialogue

三角フラスコ×ペピン結構設計「ハウ・アー・ユー?」(2011/12/20 ソワレ)

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三角フラスコ「はなして」

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水の音がして、装置のない暗い舞台で、瀧原さんがセリフを言い、動く。カモメの声がして、10年以上前の「ミカン」のことを思い出し、30分の間にみるみる、はじめて三角フラスコを観たときみたいな気持ちになっていった。

って生田さんに言ったら、「「はなして」には過去の三角フラスコの作品のシーンがいろいろ入ってる」と瀧原さんに言われたと聞いて、あー、と思った。「地震の前と、切れたわけじゃなかったんだなって」と生田さんが言って、もう、泣いてしまったよ。

ポストパフォーマンストークで生田さんが言っていた(というか言われた)「わたくしがある」という、そのひとことに集約されていたように思う。揺れたあの日、その距離に関係なく、誰もが不安だったし、誰もが暗いところにひとりでいた。瀧原さんが星を見上げていたのと同じ頃、東京で、わたしは会社から歩いて帰ってた。東京は星空じゃなかったけれど、ようやく動いた西武線が高架を走る明りを見てほっとしたことを思い出した。

 

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ペピン結構設計「アマゾン」

 

「はなして」を受けて作られた作品。「はなして」と地続きで、でも独立していて、決して「はなして」を取り込んだわけでもなく、立っている場所が違っていて、ほんとうによかった。「はなして」を観てから作品を作ったというが、あの作品の当事者性に引きずられなかったのすごい。

生活から切り離された人たちの、生活をめぐる話。幸運にも生き延びた、という言葉に反応しない人はいないだろう。けれど、徹頭徹尾、これから先を思わせる、祈りと願いに満ちた世界だった(宮沢章夫にはなかった)。

最後の歌をきいていて、6月に同じ場所で観たたなばたさまの合唱を思い出した。あの町から声を枯らすように叫んでいた合唱は、祈りが塊になったみたいな強さだったけれど、ペピンは相手を思うポジティブな空気にあふれていた。それは暗いところにいた「はなして」を通し、その中にいる「わたくし」のところに届いた歌だった

 

(追記)

ペピン結構設計はたしかに「あなた」に向かって物語を提示していた。あの日より前と同じようにパンが流通してジャンプが売られる場所で、そこから距離はあっても、顔と体と声を持つ誰かに対して語りかけていた。だからこそ前半の「はなして」を何度も思い返す。「トータルリビング」にはそれがなかった。顔のある誰かではなくて「地震」や「原発」や「津波」に向けられていた。距離に対する自覚、向き合う態度の誠実さを、知らないうちにジャッジしているのかな。

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いよいよ明日、12/10土が初日になりました。ご予約お忘れなく!

ー仙台と横浜、それぞれの物語。2作連続上演_三角フラスコとペピン結構設計がいま紡ぎ出す物語ー
webdice.jp

こちらも同じく大阪のカンパニー、虚空旅団の劇作家・演出家:高橋恵さんによる最強の一人芝居フェス”INDEPENDENT:11”での「はなして」上演のご感想です。ありがとうございます。

水の会「サン」二日目、そして「はなして」
plaza.rakuten.co.jp

大阪のカンパニー、空の驛舎の劇作家・演出家:中村賢司さんが、11月に最強の一人芝居フェス”INDEPENDENT:11”に参加して、大阪で上演した「はなして」の感想をブログに書いて下さいました。ありがとうございます。

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三角フラスコ×ペピン結構設計「ハウ・アー・ユー?」 -仙台と横浜、それぞれの物語。2作連続上演- 2011年12月10日(土)~13日(火)
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「ハウ・アー・ユー?」チラシデザイン裏

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「ハウ・アー・ユー?」チラシデザイン表

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2月初旬にペピンの公演があったとき、三角フラスコの皆さんが横浜まで来てくれました。私たちはその2ヶ月後、高速バスで仙台へ行きました。森さんが「コンビニでパンが買えるようになった」と話していたのを覚えています。仙台―東京をパンが行き来することにも人間が行き来することにも、等しく感動がありました。その距離を超え今回もやって来た三角フラスコさんを思います。そして日々行き来するパンのこと、そのリズムのことを。
-石神夏希(ペピン結構設計)

書き始めたのは、5/7。いろいろあって中断していた、一人芝居の稽古再開初日。一人芝居だっていうのに、森さんがなぜか闖入。タキハラさんと二人で謎のダンスを踊る。それを見て、「はなして」というタイトルが浮かんだ。「書く」ことがなかなかできなかった私は言葉のカケラをかき集めた。風景と、記憶の断片。そんなものでできている。再演にあたって久しぶりにタキハラさんの声で聞くと、一挙にあの場所まで連れ戻された。癒えない傷を隠す必要はどこにもないんだ。
-生田恵(三角フラスコ)